【一歳児が選ぶ】ハマったおすすめ絵本:『ももんちゃん ぽっぽー』

こんにちは、ごんごんちです!

一歳児が実際にハマって、自分で選んでくる絵本を、ハマったポイントや実際の子どもの発言などとともに紹介させていただきますl

少しだけこういった紹介をさせていただこうと思った理由をご紹介すると、我が家では「テレビはないけど、絵本ならあるよ!」と子育てをしてきた結果、子どもは絵本が大好きになっていますが、どうやらどの絵本でも良いわけではないようです。

好きなものは一日に何度もリピートするし、好きでないものはまだ1回も読み終わってないのに「別のがいい」と頑なです。

これには結構驚くとともに、一歳児の目線でも「興味を引く本、好きな本」が如実にあることを面白いな、と思いました。

こんな小さくても、大人の作品に対して(自分なりに)甲乙をつけている、一人の人格なんだな、と改めて思わされる・・。

そんな驚きを、【一歳児が選ぶ】シリーズで紹介していければと思っています。

(もちろん子どもの好みなどがあると思いますので、全くの一例としてご笑覧いただかれば幸いです!)

今回ご紹介するのは最近ハマった

『ももんちゃん ぽっぽー』
とよた かずひこ さく・え
童心社

です!

【ご参考】
●この絵本は子どもが1歳半児のときに読んで、ハマった絵本です。
●利用させていただいている作品の写真の利用は、童心社さまの著作権利用のポリシーに沿った形で利用させていただいております。
●(公式HP) https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001439


※以下一部「ネタバレ」になってしまうところもあると思います。親御さんだけ見ていただき、お子さんにはお楽しみとしていただければと思います!

子ども(1歳半)リアクション・発言

以下、絵本を読んだときの子どものリアクション・発言を紹介(括弧内で解説)させていただきます!

今回一番「ハマった」のは、「汽車の顔が丸い」ところでした。。!

最初読んで、まだその汽車の顔が出てくるページに出会うまでは、ももんちゃん(ご存知、桃とあかちゃんのキャラクター)の友達が汽車に乗っているところなども気づいて楽しんでいたのですが、

「汽車の顔が丸い」ページに出会ってからは、この絵本の楽しみの中心はそこになりました。笑

人からすると、「そこっ!?」という感じでした。

(以下リアクション・発言集)

  • 「がたんごとん/でんしゃ」
    (子どもにとっては汽車も電車も大体同じです笑 絵本をもってきたときや読んでいる途中で言ったりします。」
  • あなだね〜」「トンネルだね〜」「ももんちゃん 入る?」
    (作中のトンネルをみて)
  • 「ももんちゃん、いないね〜」
    (作中のトンネルで)
  • 「まる いないね〜」「まる でてくるかなぁ」「まる まだないね〜」
    (ときにかく「丸」が気になる様子・・)
  • 「でんしゃにのってるね〜」
    (「汽車」に乗ったきんぎょさんを指して)
  • 「・・!まるがでてきた!!」
    (汽車のおかおが写るページで、読み出して数回は特に、感極まった喜びと興奮で、言っていました。笑 最初読んだ時は、「そこっ!?」と、ツッコミを入れたくなりました。笑 このページに出会ってからは、このページより前は「丸」探し、このページより後は「丸」の喜びにひたる、という楽しみ方です・・)
  • (ちなみに「汽車といえば!」のオノマトペである「しゅっ しゅっ ぽっ ぽっ」はまだ言わないようです。(そこは言わないの?という感じですが・・)

ハマったポイント

子どもはももんちゃんシリーズはどれも基本的に好きなのですが、この『ももんちゃん ぽっぽー』はその中でも特にハマっています。

ハマったポイントは、「汽車の丸い顔」なのですが、改めて考えると、確かに子どもにとっては驚くべき興奮ポイントなのかもしれないと思いました。

大人にとっては、「機関車トーマス」などで、汽車の先頭が丸顔になっていることはある意味「普通」になっていますが、子どもとってはそれは「普通」ではないかもです。

なんとなく乗り物っぽいものが出てきて、その「丸い顔」を急に「ドーン」と出てきた!面白い〜!という感覚なのでしょう!(ちなみに、我が家では「機関車トーマス」は何度か読んだことがある程度でした。ももんちゃんとはタッチも違うので、いずれにせよ別物勘定かもしれません。)

確かに、大人も、海苔巻きの断面をパッとみてそこに顔があったら、驚きますよね。。なぜ汽車に顔があることが普通になってしまったのか・・そう考えると、子どもにとっての世界の楽しみは本当に無限大ですね。(オードリーの若林さんがラジオで最近同じような話をおっしゃっていましたが、まさにそう思わされました。笑)

そして、作品をご存知の方はわかると思いますが、この絵本の中でのそのページの登場のさせ方も秀逸ですよね。前のページで丸を悟らせず引っ張って、「ドーン」と顔のアップ。

子どもの感性や楽しみへのアプローチの仕方、絵本作家さんたちは本当にすごい!

びっくり絵本として楽しめる!

『ももんちゃん ぽっぽー』こんな、「びっくり絵本」としての楽しみ方もあるのだなと思いました。

ももんちゃんシリーズ、あるいはとよた かずひこさんの絵は、とにかくかわいくて威圧感が全然ないので、警戒心が強い子でも怖がらず読めますよね。(うちの子どもは結構怖がりなので、画風によってはこのような「びっくり」も怖がってしまったかもしれない、と思ったりします。笑)

またとにかくオノマトペが豊富で楽しいですよね。

ももんちゃんが、ぽっぽーというと、おともだちのさぼてんさんと、きんぎょさんとおばけさんがやってきました。
きしゃごっこのはじまりです。さかをのぼって、くだって、トンネルにはいります。
トンネルからでてくると、おや、ももんちゃんが本物の汽車をひっぱってきました。
ぽっぽー、こんどは、ももんちゃんが運転手になって、みんなで、汽車にのって、ぽっぽー、ぽっぽー。

大人気「ももんちゃんあそぼう」シリーズ第8作。

童心社公式ホームページより引用

もちろん「汽車ぽっぽ」や「しゅっしゅっ ぽっぽっ」を楽しむことができると思います。

絵と文字のバランスも良くて、0歳から楽しめると思います!

まとめ

【一歳児が選ぶ】シリーズの最初の紹介記事として、『ももんちゃん ぽっぽー』とよた かずひこ さく・え、童心社 を扱わせていただきました。

オノマトペを楽しみたいお子さん、特にまだ「汽車の顔が丸い」驚きを知らない小さいお子さんには、ぜひ手に取っていただきたい作品です!

(ちなみに我が家では、この絵本でハマってから、「本物の汽車を見にいこう!」と、D52形蒸気機関車を展示してあるのを見に行ったのですが、本物では緊張が興味を若干上回っていました。笑)

鹿沼公園にて撮影

投稿者: gongonchi

スペイン語圏の国々を転々とする海外転勤ファミリーのごんごんちです。 子育て中の方、転勤族の方、駐在の方に向けて、子育て・スペイン語圏の生活情報・転勤族妻の働き方など、お役に立てる情報を共有したいと思いブログを始めました。 元マスコミ勤務→ パートナーの海外転勤→ フリーランスの映像制作として開業 ノマドと子育てを両立する働き方を目指しています! 初めての海外生活にあたふたしながらも、家族一緒に楽しく暮らしていくため、日々模索中です。 現在:日本帰国中

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