【一歳児が選ぶ】ハマったおすすめ絵本『ねこがいっぱい』(リアクション付)

本記事では、一歳児が実際にハマって自分で選んでくる絵本を、子どもの実際のリアクションとともに紹介します。

少しでも皆さんのお手元におく絵本選びに参考になれば幸いです!

今回は
『ねこがいっぱい』
グレース・スカール 作 / やぶき みちこ 訳
福音館書店

をご紹介させていただきます。

20ページの正方形の18x18cmの構成で、文字と絵の配置はページによって異なります。公式にも0才から読める絵本で、文字は1文程度で読みやすいです。

おすすめポイントは、「0歳児から読める」、「文字のリズムと色々なネコが楽しい」ところです!

ちなみに私は「テレビはないけど絵本ならあるよ!」と子育てをしていて、絵本には大変お世話になる生活をしています。
現在1歳半の子どもは大変絵本好き。こどばも絵本からどんどん吸収しているようです・・

【ご参考】
●記事内の画像は福音館書店さまにご了解をいただき使用しております。(福音館書店さま、ありがとうございます!)
●(福音館書店公式ホームページ)https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=29#modal-content
●子どもの成長は千差万別!全くのご参考としてご笑覧ください。
●以下は一部本の内容がわかる表現も含むものなので、ご了承ください。

0歳児から読める「王道」!

大小・模様の特徴の異なるネコが1ページずつ登場し、その特徴を一文で描写する構成の絵本で、特段ストーリー性はなく、0歳児から読める「王道」とも言える絵本かなと思います。

最後はすでに登場したネコたちが見開きページに集合し、「にゃ〜お」で締めくくります。

のびやかに描かれた、楽しいねこが次々登場!
赤ちゃんがはじめてであう、身近な動物のひとつである、ねこ。見かけると「にゃんにゃん!」と声をかける子も多いのではないでしょうか。この絵本は、「おおきい ねこ」「ちいさい ねこ」「ふとった ねこと」「ほそい ねこ」など、楽しいねこたちが次々に登場します。のびやかでやさしい雰囲気の絵に、赤ちゃんもにっこり。ねこがいっぱい集まったページは、赤ちゃんも目を輝かせて反応します。

福音館書店公式ホームページより

これといって何か特別なしかけ等があるわけではない絵本かとは思うのですが、子どもは1歳前後に読んだ時に大ハマりし、1歳半(再読)でも別の形で楽しんでいるので、やはり子ども目線で楽しい・読みやすい要素が散りばめられています

文字のリズムが良い!

特に小さな子どもが好きな要素の一つに、文字のリズムがあると思いますが、『ねこがいっぱい』は、少なくても良いリズムの文字が選び抜かれているようで、リズム良く読むことができます。

  • 「ぽちぽちねこ」「しましまねこ」といった、その一文だけで「音」を楽しめる描写から
  • (前ページ)「せいたかのっぽに」→(次ページ)「おちびちゃん」のように、ページをめくる「余白」も含めてリズムが生まれる表現もあります。

これは翻訳された「やぶき みちこ」さんの御功績なのかもしれませんが、秀逸だなぁと思います。(そういう意味では絵本の翻訳家の方って、言語以上のセンスが求められそうです・・!)

ネコの描き方が多彩

もう一つ、この絵本で特徴的だと思うのが、登場するネコの絵の描き方が多彩なところです。

普通は、同じ絵本内に登場するネコは、大小や模様、色などの特徴は異なりつつも、同じ絵本作家さんの描くネコなので、大体同じ雰囲気を持つネコになると思います。

福音館書店公式ホームページより

一方、『ねこがいっぱい』では、例えば、上記の見開きページの画像を見ていただくと、左側の黒猫(細いネコ)と、その下のミルクを飲んでいる様なネコ(太ったネコ)の雰囲気が結構違います。右上の小さな2匹の猫と、それ以外もなんとなく雰囲気が違います。

おそらく目の書き方が多彩なので、違う雰囲気が演出されているように思います。

こうしたところも、子どもが視覚的に飽きさせない要素なのかもしれないな、と思っています。

ハマったポイント(リアクション)

子どもが1歳前後のときに初めて読んだとき、まさに「ハマった」状態となって大爆笑したのは、「ぽちぽちねこ」でした。笑

現在1歳半の子どもは、この『ねこがいっぱい』に出てくる文字は全て復唱してしまうようになったのですが、それでも「おちびちゃん」のネコが登場するページで、そのネコが「かいだんをのぼっているみたいだねぇ」と言ってみたり、文字以上の表現を探す楽しみ方をしています。

<リアクション・発言>

  • 「ぽちぽちねこ」
    (1歳前後。音にハマったのか、爆笑で復唱する大好きなパートだったようです。 1歳半の再読時も、好きなパートではあるようでしたが、「ハマった」という感じはなくなりました。笑)
  • 「ねこがいっぱい」「おおきいねこ」「ちいさいねこ」「ふとったねこ」
    (1歳前後で、このあたりは復唱していましたが、「せいたかのっぽに」「ほそいねこ」あたりは復唱していませんでした。)
  • 「かいだんのぼってるみたいだね〜」
    (1歳半で再読したとき、「おちびちゃん」(机に足をかけているようなネコ)のページで、言う様になりました。笑)
  • 「ねこがいっぱい!」
    (最後の見開きページで。)

まとめ

なんてことはない絵本のように見えて、やはり人気の絵本には子どもが楽しめる・ハマる要素が含まれているんだなぁと思った絵本でした。

なにより、ネコ好きにはたまらなく嬉しい絵本ですね!

この記事が少しでもご参考になれば幸いです。

投稿者: gongonchi

スペイン語圏の国々を転々とする海外転勤ファミリーのごんごんちです。 子育て中の方、転勤族の方、駐在の方に向けて、子育て・スペイン語圏の生活情報・転勤族妻の働き方など、お役に立てる情報を共有したいと思いブログを始めました。 元マスコミ勤務→ パートナーの海外転勤→ フリーランスの映像制作として開業 ノマドと子育てを両立する働き方を目指しています! 初めての海外生活にあたふたしながらも、家族一緒に楽しく暮らしていくため、日々模索中です。 現在:日本帰国中

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